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執筆者の写真ガブリエルしょう

6.24

暑いですね。

少しずつ世間の様子も以前と同じに戻ってきて、不自由さを感じることは少なくなってきました。


先日美術館を目的に岡山の方まで行ってきました。

最近は古代オリエントの勉強をしているのですが、そもそも世界の形からして現代の常識とは異なるのだ、と知り興味深い気持ちでいます。

まだ地球が丸くも青くもない時代、それでも人々は私たちと同じように考え生きるのだ……と思うと歴史を学ぶ楽しさを感じますね。

『ある夜の逢瀬』

アヌーシュがダリアさんを迎えにきたところ、といったような妄想をしつつ。

ひたすら布や光の表現を追ってみようという試みでした。

中東の建築に関する本を最近購入したのですが、ヨーロッパや現代日本のように椅子に座って食事をしない、と知り驚きました。

そもそも遊牧・半遊牧の生活をしていた文化が根底にあるそうで、家具もあまりたくさん置かないのだとか。

その分財産を宝飾品として身につけて持ち歩くそうですね。


私も下宿では床に直座りなのに、無意識に“人間は椅子に座るものである”と言った固定観念が生まれていた気がします。

不思議ですね……



『Time Does Not Stop』

昨日誕生日を迎えました。

もう歳をとる有り難みも薄れてきたよなあとか生意気なことを言っていたのですが、フォロワーさんにお祝いのお言葉をいただけるとやはりとっても嬉しいですね。


せっかく記念として描く絵ですので、今回はちゃんと含みを持たせた、意味のある作品にしたいなあと思いました。

歳の数と同数時計を並べ、最も昔から私に寄り添ってくれているメアリーを絵の主役として置きました。

メアリー本人が美人なので、特に難しい工夫はしなくても彼女の魅力が絵の雰囲気に花を添えてくれます。

あとは私がどれだけこの絵に愛着を持てるか、だったのですが、奥深い絵になってくれたと思っています。


ちなみにメアリーは“空と同じ色に瞳の色が変わる”というキャラクターです。

この絵の彼女の瞳は意図して彩度を落としています。

もちろん晴れは大好きですが、少しくすんだ曇りもまた味わい深いと思うのです。

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